一般線形モデル

曖昧さ回避 この項目では、一般線形モデル (general linear model)について説明しています。一般化線形モデル (generalized linear model)については「一般化線形モデル」をご覧ください。
統計学
回帰分析
モデル
  • 一般化線形モデル
  • 離散選択(英語版)
  • ロジスティック回帰
  • 多項ロジット(英語版)
  • 混合ロジット(英語版)
  • プロビット(英語版)
  • 多項プロビット(英語版)
  • 順序ロジット(英語版)
  • 順序プロビット(英語版)
  • ポアソン(英語版)
  • 非線形回帰
  • ノンパラメトリック(英語版)
  • セミパラメトリック(英語版)
  • ロバスト(英語版)
  • 分位点(英語版)
  • 等調(英語版)
  • 主成分(英語版)
  • 最小角度(英語版)
  • 局所
  • 折れ線(英語版)
  • 変数誤差(英語版)
推定
  • 普通(英語版)
  • 加重(英語版)
  • 一般化(英語版)
  • 最小絶対偏差(英語版)
  • 繰返し加重(英語版)
  • ベイズ(英語版)
  • ベイズ多変量(英語版)
背景

一般線形モデル(いっぱんせんけいもでる、: general linear model)は、統計学で用いられる線形モデルの一つ。線形モデルのうち、残差が多変量正規分布に従う物が一般線形モデルで、任意の分布とした物が一般化線形モデル。どちらも GLM と略することが可能だが、R言語では一般線形モデルを lm()、一般化線形モデルを glm() としている。違いは en:Comparison of general and generalized linear models も参照。

概要

以下の式で表される[1]

Y = XB + U.

この式において、Y は多変量データ行列、X計画行列B は予測されるパラメータを含む行列、そして U残差を表している。残差は多変量正規分布に従うとする。

一般線形モデルは、分散分析(ANOVA)、共分散分析(ANCOVA)、多変量分散分析(MANOVA)、多変量共分散分析(MANCOVA)、線形回帰t検定F検定など、いくつかの統計モデルに組み込まれている。Y の行数が1(つまり、従属変数が1)であれば、一般線形モデルを重回帰分析にも適用することができる。

利用

神経画像処理(neuroimaging)では、一般線形モデルによる解析が行われる。その場合、Y には脳スキャナーのデータ、X には実験に基づいて設計された変数が代入され、解析が行われる。また、統計的パラメトリックマッピング(statistical parametric mapping)における多変量解析でも、一般線形モデルが利用される[2]

ソフトウェア

一般線形モデルを計算できるソフトウェアとしては、統計解析ソフトであるSPSSRなどがある。

出典

  1. ^ K. V. Mardia, J. T. Kent and J. M. Bibby (1979). Multivariate Analysis. Academic Press. ISBN 0-12-471252-5 
  2. ^ K.J. Friston, A.P. Holmes, K.J. Worsley, J.-B. Poline, C.D. Frith and R.S.J. Frackowiak (1995). “Statistical Parametric Maps in functional imaging: A general linear approach”. Human Brain Mapping 2: 189-210. 

関連項目

標本調査
要約統計量
連続確率分布
位置
分散
モーメント
カテゴリデータ
推計統計学
仮説検定
パラメトリック
ノンパラメトリック
その他
区間推定
モデル選択基準
その他
ベイズ統計学
確率
その他
相関
モデル
回帰
線形
非線形
時系列
分類
線形
二次
非線形
その他
教師なし学習
クラスタリング
密度推定(英語版)
その他
統計図表
生存分析
歴史
  • 統計学の創始者
  • 確率論と統計学の歩み
応用
出版物
  • 統計学に関する学術誌一覧
  • 重要な出版物
全般
その他
カテゴリ カテゴリ
スタブアイコン

この項目は、統計学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:数学/Portal:数学)。

  • 表示
  • 編集