難波戦記

難波戦記(なにわせんき・なんばせんき)もしくは大坂軍記(おおさかぐんき)は、大坂の陣についての軍記物寛文年間に編まれたとされる[1]

構成

12巻12冊本が最初に作られ、その後増補されていった。増補版では、特に、1672年(寛文12年)刊行の三宅可参(衝雪斎)の序跋をもつものが普及した。

なお、真田信繁の通称である「幸村」は生前の史料には見えないとされており、この「幸村」の名前の初出の文献が『難波戦記』とされている[2]

脚注

  1. ^ “日光東照宮と北極星 厭離穢土欣求浄土の心 神になった男 徳川家康顕彰四百年”. 青森県立図書館. 2022年12月26日閲覧。
  2. ^ 7つの不思議?真田伝説 - 和歌山県

外部リンク

  • 絵本難波戦記. 中桐れい. (1890). doi:10.11501/880196 
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