男川

男川
淡渕町の男川やな
水系 一級水系 一級水系矢作川
種別 一級河川
延長 23.3[1] km
流域面積 110[1] km²
水源 本宮山
水源の標高 789.31 m
河口・合流先 矢作川(愛知県)
流域 日本の旗 日本 愛知県
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岡崎市周辺の地理
矢作川下流支派川の河川改修の歴史

男川(おとがわ[1]、おとこがわ[2])は、愛知県岡崎市東部を流れる矢作川水系の一級河川[1]

概要

愛知県岡崎市東端の豊川市新城市境付近にある本宮山を水源として西に流れ、岡崎市茅原沢町付近で乙川に合流する[1]。流路延長23.3キロメートル、流域面積110平方キロメートル[1]。上流部は闇苅渓谷の名で知られる景勝地である[1]

現在の男川は乙川の支流となっているが、中世以前は現在の男川・乙川から占部川・広田川へと流れる川筋が「男川」と呼ばれていた[3]。古い史料には男川について、

春夏の頃は小鮎多く石に触れて瀬々をのぼる,この辺りの奇観なり
『東海道名所図絵』(1796年・寛政9年)

との記述もある[1]。現在の川筋となる以前の男川はが多く、特に現在の乙川が大きく蛇行する付近(岡崎市丸山町)の深いよどみは俗に「竜宮」と呼ばれ、竜宮をめぐる伝説も残る[1]

なお、男川の漁業権は乙川など周辺河川とともに「男川漁業協同組合」が持っている[4]

主な支流

矢作川#主な支流」を参照

流域の自治体

愛知県
岡崎市

主な橋梁

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i “角川日本地名大辞典「男川【おとがわ】」”. JLogos. 2023年7月19日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2023年7月19日閲覧。
  3. ^ 愛知県. “大規模特定河川事業 一級河川広田川(菱池遊水地)”. 2023年7月19日閲覧。
  4. ^ “対象事業が実施されるべき区域及びその周囲の概況” (PDF). 21世紀の巨大開発を考える会. 2012年7月21日閲覧。

関連項目

矢作川水系の河川(括弧書きはより次数が大きな支川、多数ある場合は※印を付して別項目で記載)
一級河川
  • 鹿乗川(西鹿乗川)
  • 矢作古川
  • 乙川
  • 家下川
  • 青木川(真福寺川)
  • 巴川※
  • 安永川
  • 加茂川
  • 市木川
  • 籠川(水無瀬川・伊保川・広見川・加納川)
  • 御船川
  • 力石川
  • 飯野川
  • 犬伏川(木瀬川・大平川)
  • 阿摺川
  • 李川
  • 田代川
  • 介木川
  • 阿妻川
  • 明智川
  • 段戸川(小田木川・富永川)
  • 上村川※
  • 名倉川(入山川・黒田川)
  • 平林境川
  • 野入川
  • 小川川(堂の入川)
  • 檜原川(新井川・大又入川)
  • 萸野川
  • 浅間川
矢作古川の支川
  • 広田川(須美川・安藤川・占部川・砂川・柳川・相見川・尾浜川・赤川)
乙川の支川
  • 伊賀川
  • 山綱川(竜泉寺川)
  • 鉢地川
  • 男川(夏山川・鳥川・乙女川)
巴川の支川
  • 郡界川
  • 滝川
  • 仁王川
  • 足助川
  • 神越川(大見川)
  • 野原川
  • 大桑川
  • 菅沼川
  • 黒瀬川
  • 中川
阿妻川の支川
  • 才坂川(土助川)
  • 赤羽根川
  • 秋葉洞川
  • 丸草川
明智川の支川
  • 大平川
  • 高波川(馬木川・中沢川・小杉川・源内川)
  • 吉田川(滝坂川)
  • 野志川(荒井川)
上村川の支川
  • 木之実川
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  • 平谷川(西川)
関連河川
一級河川以外の支川
関連項目
  • 菱池
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