未来潮流

曖昧さ回避 この項目では、NHK教育テレビのトーク番組について説明しています。レバノンの政党「未来潮流」については「未来運動」をご覧ください。

未来潮流』(みらいちょうりゅう)は、1996年4月6日から1999年4月3日までNHK教育テレビで放送されたトーク番組である。

概要

日本国内外の様々な分野で活躍する文化人学者・経済人などが、自らの言葉と映像イメージで21世紀に向かう知の指針を提示していく[1]

放送時間

いずれも日本標準時

  • 土曜日 20:00 - 21:14 (1996年4月6日 - 1998年3月21日)
  • 土曜日 21:00 - 22:14 (1998年4月11日 - 1999年4月3日)

放送リスト

1996年度
  • 1996年4月6日 建築家安藤忠雄 私は都市と格闘する
  • 1996年4月13日 文化人類学者 今福龍太 文化は<混血>する ロサンゼルス AtoZ
  • 1996年4月20日 トーク・ドキュメント管理社会 男と女のサバイバル
  • 1996年4月27日 人間vsウイルス 果てしない戦い
  • 1996年5月4日 憲法から考える21世紀の日本
  • 1996年5月18日 山根一眞のアマゾンフィールドノート 熱帯雨林から地球を考える
  • 1996年5月25日 インターネットルネッサンス 情報はひとりでいられない
  • 1996年6月1日 映像作家 ジョナス・メカス OKINAWA・TOKYO思索紀行
  • 1996年6月8日 21世紀、太平洋は水たまりになるメキシコ 3つの知性の提言
  • 1996年6月15日 阿久悠・トークドキュメント ことば、変わりはないですか
  • 1996年6月22日 村井吉敬 アジアへの視線
  • 1996年6月29日 評論家布施英利 ぼくが水族館に通うわけ
  • 1996年7月13日 劇作家山崎哲の神話が現代を解放する?
  • 1996年7月20日 評論家佐高信 さらばおまかせ民主主義
  • 1996年7月27日 劇作家平田オリザの口語演劇は現代を映す鏡
  • 1996年8月24日 記録することの意味 土本典昭とクロード・ランズマン
  • 1996年9月7日 美術評論家伊藤俊治の21世紀空想美術館
  • 1996年9月21日 大江健三郎・託す言葉 民主主義を巡る対話
  • 1996年9月28日 家族 “孤独”からの再出発 精神科医斎藤学の対話
  • 1996年10月5日 フラクタルが新しい世界をひらく 複雑系を解く考え方
  • 1996年10月12日 野口悠紀雄の日本経済・改革構想
  • 1996年11月2日 フォトジャーナリスト長倉洋海の「辺境」から現代を照射する
  • 1996年11月9日 作家 ギュンター・グラス ドイツ「11月の国」からのメッセージ
  • 1996年11月16日 オリエンタリズムを超えて マサオ・ミヨシ 在米知識人との対話
  • 1996年11月23日 21世紀 科学はどこへ向かうのか ノーベル賞受賞者は予見する
  • 1996年11月30日 細野晴臣の電脳音楽時代の創造性
  • 1996年12月7日 時代の闇 おのれの闇 辺見庸芹沢俊介対論
  • 1996年12月14日 連続対論 日米関係の中の日本人 新たな自画像をどう描くのか
  • 1997年1月4日 自分とは何か? 生命哲学が問い掛けるもの
  • 1997年1月11日 小林恭二 電子メディア時代の文学の可能性 ことば・俳句・そして小説
  • 1997年1月18日 羽生善治吉増剛造 盤上の海 詩の宇宙
  • 1997年1月25日 文化人類学者・上田紀行 「癒し」のゆくえ
  • 1997年2月1日 土着から普遍へ 沖縄文学のエネルギー
  • 1997年2月8日 小児科医毛利子来の大人と子供の世紀末相談
  • 1997年2月15日 作家奥泉光の激突する現代の「物語」
  • 1997年2月22日 鴻上尚史の日本映画・新時代への“脱出”
  • 1997年3月1日 宗教学者阿満利麿が問う“無宗教社会”ニッポンのゆくえ
  • 1997年3月8日 21世紀の「ビートルズ」はアジアから
  • 1997年3月15日 哲学者・鶴見俊輔が語る日本人は何を捨ててきたのか
  • 1997年3月22日 リレー対論 混沌のフィールドから ノンフィクション作家 現代を撃つ
1997年度
  • 1997年4月12日 クローンは人類に何を問いかけるのか
  • 1997年4月19日 ぼくのいる場所 島田雅彦郊外への旅
  • 1997年4月26日 哲学者門脇佳吉 魂をめぐる対話
  • 1997年5月10日 西垣通のデジタルアーカイブ ユングと老子と電子メディア
  • 1997年5月17日 都市民俗学者森栗茂一の都市を記録する目 映像作家と見つめた震災神戸
  • 1997年5月24日 デジタルの中で何を表現するのか 世界の映像クリエーターに問う
  • 1997年5月31日 オウム事件を越えて 世界の知性・宗教と想像力を語る
  • 1997年6月7日 シリーズ生老病死の現在 第1回 揺れる<誕生>と<いのち>の哲学
  • 1997年6月14日 シリーズ生老病死の現在 第2回 老いと死は宿命か?
  • 1997年6月21日 社会学者・見田宗介の欲望が編みなおす世紀末消費社会
  • 1997年6月28日 対論 マイケル・クライトンvs村上龍現代からの逃走
  • 1997年7月12日 玉木正之 身体の力とは何か 21世紀の肉体論
  • 1997年7月19日 作曲家・西村朗が探る音楽芸術にいま何ができるか
  • 1997年7月26日 映画監督・河瀬直美の「リアル」を探して
  • 1997年9月6日 消費の現代・文明の彼岸堤清二vs若手社会学者
  • 1997年9月20日 演劇にみるアジアの可能性 六国語のリア
  • 1997年9月27日 心の傷をみつめる ある臨床医の探求
  • 1997年10月11日 編集者・津野海太郎と考える電子時代、本は消えるか?消えないか?
  • 1997年10月18日 機械に心はやどるのか 21世紀アンドロイドの時代がやってくる
  • 1997年11月15日 ドナルド・キーン 日本文化センターからの報告
  • 1997年11月22日 国語学者尾上圭介の現代「お笑い」文化の行方
  • 1997年12月6日 詩人・ねじめ正一の現代詩は蘇るのか
  • 1997年12月13日 アート&サイエンスの21世紀イタリア未来派の復権
  • 1998年1月1日 新春特集 機械生命の新世紀 アメリカ・ロボット最新研究
  • 1998年1月10日 男と女の社会学 米・家庭回帰を願う男たちの波紋
  • 1998年1月17日 トークドキュメント キ・ミ・ト・ハ・ナ・シ・タ・イ10代との対話
  • 1998年1月24日 生と死 遺伝子からのメッセージ
  • 1998年1月31日 2001年の歌舞伎 伝統を支える裏方たち
  • 1998年2月7日 哲学者・鷲田清一 だれのための仕事 働くこと、人の中で生きること
  • 1998年2月14日 「女たちの聖戦」を越えて 篠田節子・少子社会をあらためて問う
  • 1998年2月21日 唐津一のモノづくりの未来 製造業から見た日本の経済
  • 1998年2月28日 演劇評論家渡辺保の21世紀,邦楽はどう受け継がれるのか
  • 1998年3月7日 言葉の壁を超えて 交錯する日本語のゆくえ
  • 1998年3月21日 写真評論家・飯沢耕太郎が語る世紀末フォトグラフィー論
1998年度
  • 1998年4月11日 アジア新思考の時代対話と改革 21世紀・日本と韓国
  • 1998年4月18日 倫理学は闘う 加藤尚武が問う 生命・行為・経済
  • 1998年5月9日 磯崎新 建築することの“悲劇”
  • 1998年5月16日 先端医療がひらく新しい人間像
  • 1998年5月23日 世界同時多発 変容するポップカルチャー
  • 1998年6月6日 アムステルダム発 情報運河をゆく
  • 1998年6月13日 つくりものの力と効能 建築と美術の中で考える
  • 1998年7月4日 歴史・名もなき人々への眼差し〜歴史家アラン・コルバンとの対話〜
  • 1998年7月11日 山田太一の現代日本・家族の肖像
  • 1998年7月18日 新しい教養のかたち「世間」の中でいかに生きるか
  • 1998年7月25日 人工生命が生命の謎に迫る
  • 1998年9月5日 人生と響き合う音
  • 1998年9月12日 糸井重里のインターネット・トーク電子のことばが世界を変える
  • 1998年9月19日 住まいから家族が見える
  • 1998年9月26日 もう一つの日本 エスニックコミュニティー
  • 1998年10月17日 サッカーに学ぶ日本型システムの未来 フランスW杯64試合徹底分析
  • 1998年10月24日 報道カメラマン石川文洋 ベトナム・改革の時代を問う
  • 1998年11月7日 民謡ルネサンス 新しい日本の音と心を求めて
  • 1998年12月12日 連詩 苦闘する詩人・響き合う言葉の宇宙
  • 1998年12月19日 クロサワに迫る活劇の旗手たち
  • 1998年12月26日 夢枕獏の私流「総合格闘技論」
  • 1999年1月16日 “心をひらく”って何ですか? 作家トリイ・ヘイデン 少年少女との対話
  • 1999年2月6日 科学を人間の手に 高木仁三郎・闘病からのメッセージ
  • 1999年2月13日 仮想討論・コンピューターは思考できるか 1949年 in ケンブリッジ
  • 1999年2月27日 いとうせいこうのアチャラカで喜劇の危機を救え!
  • 1999年3月6日 どっこいアートは生きている 現代美術のリアルを問う
  • 1999年3月13日 経済は人を幸福にできるのか ノーベル賞学者・セン教授が語る
  • 1999年3月20日 21世紀への知の架け橋(総集編) 第1回 日本型システムはどこへゆくのか 個人・社会・民主主義
  • 1999年3月27日 21世紀への知の架け橋(総集編) 第2回 最先端科学は何を訴えているのか 生命・倫理・環境
  • 1999年4月3日 21世紀への知の架け橋(総集編) 第3回 新たなる絆を求めて 心・ことば・記憶

脚注

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  1. ^ 日本放送協会放送文化研究所 (メディア情報) 編『NHK年鑑'97』日本放送出版協会、1997年10月17日、222頁。 

外部リンク

NHK教育テレビ 土曜日20:00枠
前番組 番組名 次番組
海外ドキュメンタリー
(1995年4月8日 - 1996年3月30日)
※20:00 - 20:44、金曜日20:00枠へ移動
芸能花舞台
(1995年4月8日 - 1996年3月30日)
※20:45 - 21:30、土曜日19:15枠へ移動・縮小
未来潮流
(1996年4月6日 - 1998年3月21日)
N響アワー
(1998年4月11日 - 1999年4月3日)
※20:00 - 21:00、土曜日22:00枠から移動
未来潮流
(1998年4月11日 - 1999年4月3日)
※21:00 - 22:14
NHK教育テレビ 土曜日21:00枠
未来潮流
(1996年4月6日 - 1998年3月21日)
※20:00 - 21:14
知への旅
(1996年4月6日 - 1998年3月28日)
※21:15 - 21:59、土曜日23:45枠へ移動
N響アワー
(1995年4月8日 - 1998年4月4日)
※22:00 - 23:00、土曜日20:00枠へ移動
未来潮流
(1998年4月11日 - 1999年4月3日)
サイエンスアイ
(1999年4月10日 - 2000年3月25日)
※21:00 - 21:44、土曜日23:00枠から移動
日本 映像の20世紀
(1999年4月10日 - 2000年3月25日)
※21:45 - 22:29
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