日本製鉄音楽賞

ウィキポータル クラシック音楽
ポータル クラシック音楽

日本製鉄音楽賞にっぽんせいてつおんがくしょう)は、(公財)日本製鉄文化財団(旧新日鐵文化財団→新日鉄住金文化財団)が主催する音楽の賞である。

概要

1990年、新日本製鐵(現・日本製鉄)の創立20周年と「新日鉄コンサート」放送35周年を記念して新日鉄音楽賞として設けられ、音楽之友社の協力により、クラシック音楽の関係者を対象としている。フレッシュアーティスト賞はクラシック音楽の新人演奏家に贈られ、特別賞は「クラシック音楽をベースにした活動を行っている個人」を対象として贈られる。賞金は、フレッシュアーティスト賞が300万円、特別賞が100万円である。

2012年度より、旧新日本製鐵と旧住友金属工業が合併し、新日鐵住金が発足したことで(2012年10月1日付)、同賞も「新日鉄住金音楽賞」と改称された。さらに2019年4月の社名変更で「日本製鉄音楽賞」に改称された。

受賞者

フレッシュアーティスト賞

  • 第1回(1990年) 諏訪内晶子(ヴァイオリン)
  • 第2回(1991年) 長谷川陽子(チェロ)
  • 第3回(1992年) 服部譲二(ヴァイオリン)
  • 第4回(1993年) 田部京子(ピアノ)
  • 第5回(1994年) 本名徹次(指揮)
  • 第6回(1995年) 菅英三子(ソプラノ)
  • 第7回(1996年) 川本嘉子(ヴィオラ)
  • 第8回(1997年) 樫本大進(ヴァイオリン)
  • 第9回(1998年) 横山幸雄(ピアノ)
  • 第10回(1999年) 佐藤美枝子(ソプラノ)
  • 第11回(2000年) 木村大(ギター)
  • 第12回(2001年) 高木綾子(フルート)
  • 第13回(2002年) 小菅優(ピアノ)
  • 第14回(2003年) 天羽明惠(ソプラノ)
  • 第15回(2004年) 植村理葉(ヴァイオリン)
  • 第16回(2005年) 木下美穂子(ソプラノ)
  • 第17回(2006年) 下野竜也(指揮)
  • 第18回(2007年) 上原彩子(ピアノ)
  • 第19回(2008年) クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)
  • 第20回(2009年) 河村尚子(ピアノ)
  • 第21回(2010年) 長原幸太(ヴァイオリン)
  • 第22回(2011年) 萩原麻未(ピアノ)
  • 第23回(2012年) 松田理奈(ヴァイオリン)
  • 第24回(2013年) 福士マリ子(ファゴット)
  • 第25回(2014年) 岡本侑也(チェロ)
  • 第26回(2015年) 三浦友理枝(ピアノ)
  • 第27回(2016年) 服部百音(ヴァイオリン)
  • 第28回(2017年) 景山梨乃(ハープ)
  • 第29回(2018年) 葵トリオ(ピアノ三重奏団)
  • 第30回(2019年) 大西宇宙(バリトン)
  • 第31回(2020年) 川口成彦
  • 第32回(2021年)佐藤晴真
  • 第33回(2022年)務川慧悟
  • 第34回(2023年)金川真弓(ヴァイオリン)

特別賞

  • 第1回(1990年) 松本美和子(ソプラノ)
  • 第2回(1991年) 宮崎隆男(ステージ・マネージャー)
  • 第3回(1992年) 田中希代子(ピアノ)
  • 第4回(1993年) 千葉馨(ホルン)
  • 第5回(1994年) 森島英子(オペラ・コレペティトール
  • 第6回(1995年) 三浦尚之(「ミュージックフロム・ジャパン」代表)
  • 第7回(1996年) 鶴田昭弘(ピアノ調律師
  • 第8回(1997年) 小川昂(音楽資料研究家)
  • 第9回(1998年) 吉井實行(財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団事務局長)
  • 第10回(1999年) 瀧淳(アート・マネージャー)
  • 第11回(2000年) 永田穂(永田音響設計特別顧問)
  • 第12回(2001年) 伊藤京子(別府アルゲリッチ音楽祭総合プロデューサー)
  • 第13回(2002年) 杉理一(ニューオペラ・プロダクション代表)
  • 第14回(2003年) 井阪紘(音楽プロデューサー)
  • 第15回(2004年) 栗山昌良(演出家)
  • 第16回(2005年) 青木十良(チェロ)
  • 第17回(2006年) 村上輝久(ピアノ調律師)
  • 第18回(2007年) 木之下晃(写真家)
  • 第19回(2008年) 金山茂人(東京交響楽団理事・最高顧問)
  • 第20回(2009年) 青木賢児(財団法人宮崎県立芸術劇場理事長)
  • 第21回(2010年) 豊田耕兒(ヴァイオリン・社団法人才能教育研究会芸術監督)
  • 第22回(2011年) 室井摩耶子(ピアノ)
  • 第23回(2012年) 栗本尊子(メゾ・ソプラノ)
  • 第24回(2013年) 岩崎淑(ピアノ)
  • 第25回(2014年) ひのまどか(音楽作家)
  • 第26回(2015年) 山田正幸
  • 第27回(2016年) 小栗哲家
  • 第28回(2017年) 該当者なし
  • 第29回(2018年) 林喜代種
  • 第30回(2019年) 小林道夫
  • 第31回(2020年) 猪狩光弘
  • 第32回(2021年) 広渡勲(演出家、音楽プロデューサー)
  • 第33回(2022年)髙木裕
  • 第34回(2023年)平井滿

外部リンク

  • 日本製鉄音楽賞