寸又峡
![寸又峡の位置(100x100内)](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/44/Shizuoka_Prefecture_3D_2012.jpg/300px-Shizuoka_Prefecture_3D_2012.jpg)
![寸又峡](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d1/Turquoise_pog.svg/7px-Turquoise_pog.svg.png)
※印は寸又峡温泉
寸又峡(すまたきょう)は静岡県中部、川根本町にある大井川支流、寸又川の峡谷。全長16kmで、比高は100mに達する。
概説
赤石山脈の隆起と寸又川の激しい下刻作用によって、複雑に入り組んだ流れが特色。穿入蛇行、貫流丘陵などは独特の地形。今でも浸食が激しく、寸又峡温泉のある大間集落付近には、元々河床があったと見られる跡がある。上流地域は手付かずの自然が多く残り、1976年3月22日に大井川源流部原生自然環境保全地域に指定されている[1]。また、以前から林業が盛んであったため、その名残として飛龍橋や散策路が残っており、観光遊歩道として再生。2002年には、遊歩百選に選ばれた[2]。
新緑や紅葉の季節は格別に美しく、また夏場の観光客も多い。大間ダム湖に架かっている夢の吊橋は有名な観光名所である。
夢の吊橋
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/49/%E5%A4%A2%E3%81%AE%E5%90%8A%E3%82%8A%E6%A9%8B.jpg/220px-%E5%A4%A2%E3%81%AE%E5%90%8A%E3%82%8A%E6%A9%8B.jpg)
「夢の吊橋」(北緯35度10分52.1秒 東経138度6分44.2秒 / 北緯35.181139度 東経138.112278度 / 35.181139; 138.112278)は、大間ダム湖にかかる延長約90m、高さ約8mの吊り橋。その名称については、夢に出そうな幻想的な橋という意味の他に、渡るのが怖くて夢に見そうな橋という意味合いもある。
一度に渡れる人数は10人に制限されている。また、行楽シーズンなど観光客で賑わう日は一方通行となることがある。
2012年10月、トリップアドバイザーの企画「バゲットリスト」の「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋10」に選ばれた[3]。
アクセス
- 静岡県道77号川根寸又峡線終点。
- 大井川鐵道大井川本線千頭駅から、寸又峡行きバスで約40分。
周辺の観光スポット
登山基地
寸又峡は南の黒部渓谷とも称され、南アルプス深南部や寸又三山への重要な登山口となっている。
脚注
関連項目
座標: 北緯35度10分44秒 東経138度06分21秒 / 北緯35.178792度 東経138.105753度 / 35.178792; 138.105753 (寸又峡)
大井川の橋 | |
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