安佐町

曖昧さ回避 この項目では、広島県安佐郡にあった町について説明しています。現在の広島県広島市安佐北区安佐町については「安佐 (広島市)」をご覧ください。
あさちょう
安佐町
安佐町章
安佐町章
1967年9月25日制定
廃止日 1971年5月20日
廃止理由 編入合併
安佐町 → 広島市
現在の自治体 広島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
安佐郡
市町村コード 34345-5
面積 107.93 km2
総人口 8,679
(1970年10月1日)
隣接自治体 広島市、安佐郡可部町佐東町安古市町佐伯郡湯来町山県郡加計町、豊平町、千代田町
安佐町役場
所在地 広島県安佐郡安佐町
座標 北緯34度32分45秒 東経132度26分01秒 / 北緯34.54597度 東経132.43361度 / 34.54597; 132.43361座標: 北緯34度32分45秒 東経132度26分01秒 / 北緯34.54597度 東経132.43361度 / 34.54597; 132.43361
特記事項 町役場は、同地で建て替えられ「広島市安佐北区役所安佐出張所」になっている。
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安佐町(あさちょう)はかつて広島県安佐郡に存在した町である。

1971年5月20日広島市に編入されて消滅した。

沿革

  • 1889年4月1日 - 市町村制施行。当時の町域には高宮郡に属していた飯室村鈴張村沼田郡に属していた小河内村・久地村日浦村の5村があった。
  • 1898年10月1日 - 高宮・沼田両郡が統合して安佐郡が成立したことにより飯室・小河内・久地・鈴張・日浦各村は安佐郡の村になる。
  • 1955年3月31日 - 飯室・小河内・久地・鈴張・日浦各村が対等合併して安佐町が成立する。
  • 1971年5月20日 - 広島市に編入されて消滅する。

地理

河川
  • 太田川
  • 鈴張川
  • 吉山川
  • 小河内川
  • 高山川
  • 滝山(標高692.4m)
  • 片廻山(標高682.0m)
  • 牛頭山(標高672.6m)
  • 笹ケ丸山(標高648.0m)
  • 荒谷山(標高631.3m)
  • 冠山(標高573.0m)
  • 本串山(標高572.8m)
  • 尻高山(標高556.7m)
  • 野登呂山(標高452.8m)
  • 権現山(標高445.2m)

大字

  • 飯室(いむろ)
  • 後山(うしろやま)
  • 小河内(おがうち)
  • 久地(くち)
  • 毛木(けぎ)
  • 鈴張(すずはり)
  • 筒瀬(つつせ)
  • 宮野(みやの)

交通(1971年5月19日当時のデータ)

鉄道

道路

国道
主要地方道
一般県道

教育(1971年5月19日当時のデータ)

小学校
  • 安佐町立飯室小学校
  • 安佐町立鈴張小学校
  • 安佐町立小河内小学校
  • 安佐町立久地小学校
  • 安佐町立日浦小学校
  • 安佐町立日浦西小学校
  • 安佐町立日浦東小学校(現・筒瀬小学校)

かつては小峠小学校も存在したが、小河内小学校への統合(1971年3月)に伴い廃校となった。

中学校
  • 安佐町立清和中学校
安佐町立久地・日浦[注釈 1]・小河内・鈴張・飯室の5中学校を統合し、安佐町立清和中学校となった。

文化施設

旧町域内にある広島市安佐動物公園は、開園自体は広島市編入後の1971年9月だが、計画決定(1966年)・建設開始(1968年)は、安佐町時代に行われている。

関連項目

注釈

  1. ^ 現在の日浦中は広島市合併後の1980年に清和中から分離して設置
広島市域の廃止市町村
中区

なし

東区

旧安芸郡:安芸町(1974年)・牛田村(1929年)・中山村(1956年)・戸坂村(1955年)・矢賀村(1929年)

西区

安佐郡三篠町(1929年)|旧佐伯郡:井口村(1956年)・草津町(1929年)・己斐町(1929年)・古田村(1929年)

南区

旧安芸郡:仁保村(1929年)

安芸区

旧安芸郡:熊野跡村(1974年)・瀬野川町(1973年)・船越町(1975年)・矢野町(1975年)

佐伯区

旧佐伯郡:五日市町(1985年)・湯来町(2005年)

安佐南区

旧安佐郡:祇園町(1972年)・佐東町(1973年)・沼田町(1971年)・安古市町(1973年)

安佐北区

旧安佐郡:安佐町(1971年)・可部町(1972年)・高陽町深川村など)(1973年)|旧高田郡白木町(1973年)

関連項目
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