入海貝塚

入海貝塚

入海貝塚(いりみかいづか)は、愛知県知多郡東浦町にある貝塚。入海式土器の標式遺跡として知られ[1]、1953年(昭和28年)11月14日に国の史跡に指定された[2]。入海神社の境内にある。

座標:

入海貝塚の位置(愛知県内)
入海貝塚
入海貝塚

歴史

約7000年前の縄文時代早期の貝塚である[3]大正時代初期に確認され、現在までに4度の発掘調査が行われている[4]

貝塚は入海神社の拝殿と本殿の東側に幅約10メートル、長さ約80メートルの範囲に分布しており[5]ハイガイが約75%、マガキが15%ほかアカニシシジミなどが出土している[4]

このほか土器石器骨角器土偶、石のシカイノシシの骨が出土しており[6]、このうち土器は入海式土器と呼ばれる[3]

現地情報

所在地
  • 愛知県知多郡東浦町緒川字屋敷1区48
交通アクセス

脚注

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  1. ^ “入海貝塚”. 文化財ナビ愛知. 2014年9月9日閲覧。
  2. ^ “入海貝塚”. 国指定文化財等データベース(文化庁). 2014年9月9日閲覧。
  3. ^ a b “国指定文化財”. 東浦町. 2014年9月9日閲覧。
  4. ^ a b “入海貝塚とは”. コトバンク. 2014年9月9日閲覧。
  5. ^ “入海(いりみ)貝塚”. 愛知エースネット. 2014年9月9日閲覧。
  6. ^ “観光情報詳細:入海貝塚”. 愛知県観光ガイド. 2014年9月9日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 国指定文化財 - 東浦町
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考古資料
遺跡の保護と活用
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