フォード・ブロンコII

ブロンコII(BRONCO II)は、1984年から1990年までフォードが製造・販売していた自動車である。

概要

ブロンコII
前期型
後期型
概要
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 1984–1990年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 3ドアSUV
駆動方式 FR/AWD
パワートレイン
エンジン ガソリン:
2.8/2.9L V6
ディーゼル:
2.3L I4
変速機 4/5MT
3/4AT
車両寸法
ホイールベース 2,390mm
全長 4,020mm(1984-1988年)
4,110mm(1989-1990年)
全幅 1,730mm
全高 1,730mm(1984-1988年)
1,775mm(1989-1990年)
その他
系譜
後継 エクスプローラー
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フルサイズブロンコを補完する、より小型のSUVとして、またシボレー・S-10ブレイザー、ジープ・チェロキー、トヨタ・4ランナーに対抗するため開発された。

ブロンコIIは、パワー/ドライブトレーンを同社のレンジャーと共用しており、四輪駆動モデルをメインとしていた。1984年1985年のモデルは、レンジャーにも搭載されていたコロン2.8L-V6(115馬力)エンジンである。1986年にはコロン2.9L-V6(140馬力)が追加された。また、1987年には、三菱自動車4D55ターボ直4・2.3Lディーゼルエンジン(86馬力、初代パジェロと同等)もラインナップされたが、小排気量ターボは特にオフロードでの評価が低く、売れ行きは芳しくなかった。

1989年にマイナーチェンジが実施され、車体やドライブトレーンも流用されているが変更はフロントマスクと内装の充実が主で、その他は小変更に留まっているが、車体剛性の向上やエンジンの改良は行われている。フロントグリルは4代目ブロンコの意匠に近づけられた。

1990年に生産が中止され、後継はエクスプローラー

関連項目

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    『*』マツダ車のバッジエンジニアリング車(マツダの日本国内の工場で製造)
    レーザー(3代目を除く)→ファミリアテルスターカペラクロノスMS-6スペクトロンボンゴ 、 フリーダ→ボンゴフレンディ 、 イクシオン→プレマシーフェスティバ・ミニワゴンデミオ
    『**』マツダの日本国内の工場で製造されたマツダ車とプレスを共用しない車種
    フェスティバレーザー(3代目のみ)、エスケープ(初代、2005年まで)