トニー・カレンティ

トニー・カレンティ(Tony Currenti) は、イタリア系オーストラリア人[1]のドラマー。オーストラリアのハード・ロック・バンド AC/DC1975年のデビュー・アルバム『ハイ・ヴォルテージ』のレコーディングに際して、セッション・ドラマーとして参加したことで知られる。当時、バンドのドラマーはピーター・クラックだったが、ドラム・パートの大部分はカレンティが録音した。その後バンドは、クラックを解雇し、後任にはフィル・ラッドを採用した。カレンティが演奏したトラックは、1976年の国際版の『ハイ・ヴォルテージ』にも、2曲が収録されている。

なお、カレンティは、オーストラリアのバンドThe 69'ersのメンバーとして、2枚のアルバムに参加している[2]

出典・脚注

  1. ^ オーストラリア在住のイタリア人であり、オーストラリア人ではないとする説もある。
  2. ^ AC/DC Solo Projects/Appearances - Tony Currenti (former drummer)

参考文献

  • Two Sides To Every Glory, Paul Stenning, 2005
  • "Metal Hammer & Classic Rock present AC/DC", Metal Hammer magazine special, 2005
オーストラリア盤アルバム
  • ハイ・ヴォルテージ(1975)
  • T.N.T(1975)
  • 悪事と地獄(1976)
  • ロック魂(1977)
  • インターナショナル盤アルバム
    ライブアルバム
    • ギター殺人事件
    • ライヴ
    • ライヴ・アット・リヴァー・プレート
    サウンドトラック
    関連項目
    カテゴリ カテゴリ
    典拠管理データベース: 芸術家 ウィキデータを編集
    • MusicBrainz