ジェラール・ランヴァン

ジェラール・ランヴァン
Gérard Lanvin
Gérard Lanvin
本名 Gérard Raymond Lanvain
生年月日 (1950-06-21) 1950年6月21日(73歳)
出生地 フランスの旗 フランスオー=ド=セーヌ県ブローニュ=ビヤンクール
職業 俳優
ジャンル 映画
活動期間 1976年 -
配偶者 ジェニファー(1984年 - )[1]
著名な家族 マニュ・ランヴァン(息子、ミュージシャン)
 
受賞
セザール賞
主演男優賞
1994年『お気に入りの息子』
助演男優賞
2000年『ムッシュ・カステラの恋』
その他の賞
ジャン・ギャバン賞(フランス語版)(1982年)
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ジェラール・ランヴァン(Gérard Lanvin、1950年6月21日 - )は、フランスオー=ド=セーヌ県ブローニュ=ビヤンクール出身の俳優

セザール賞は『お気に入りの息子』(1994年)で主演男優賞を、『ムッシュ・カステラの恋』(2000年)で助演男優賞を受賞している。

略歴

ブルジョワの家庭に育つが、親元を離れ、17歳で学校を中退する。

役者を目指すが道は容易ではなく、市場のバイトなど様々な仕事などをする。68年3月のある日、俳優マルタン・ラモットと出逢い、彼からコリューシュを紹介される。五月革命目前の混沌とした最中だったが、更に前進的なカフェ・テアトルを始めたばかりのアンリ・ギユベ、パトリック・ドヴェールミウ=ミウと出逢って、彼らの上演に携わる。演技を学ぶため、67年に開校したばかりのフランソワ・フロランによる演劇学校 Cours Florentに入学して優秀だったため、ヴィルールバンヌ国立民衆劇場の研修も受けるが、校風が合わず、早々去る。

1970年より、ラモットのカフェ・テアトルで裏方を始めるが、ルイ・ド・フュネスとコリューシュが主演したコメディ『手羽先とモモ』(1976年/2013年TV5MONDEで放映)にサーカス団員として登場(クレジットなし)。続いてコリューシュ唯一の監督作『Vous n'aurez pas l'Alsace et la Lorraine』(1977年)に白馬の騎士役を映画デビュー。その間、コリューシュ作・演出・主演で再演された《Ginette Lacaze 1960》にも出演した。

1981年の『Une étrange affaire』でジャン・ギャバン賞(フランス語版)を受賞したことで名前を知られるようになる[2]

元女優で歌手のジェニファーと1984年に結婚、2子をもうける[1]

主な出演作品

  • Est-ce bien raisonnable ? (1981)
    • 日本では劇場未公開。VHS発売題『ミュウミュウの スラップスティックはお好き?』。
  • Une étrange affaire (1981)
    • 日本では劇場未公開。セザール賞助演男優賞にノミネート。
  • Tir groupé (1982)
    • 日本では劇場未公開。セザール賞主演男優賞にノミネート。
  • Le Prix du danger (1983)
    • 日本では劇場未公開。VHS発売題「バトルランナー2030」。
  • スペシャリスト Les Spécialistes (1985)
  • Il y a des jours... et des lunes (1990)
    • 日本では劇場未公開。TV放映題「夏の月夜は御用心」。
  • メランコリー Les Marmottes (1993)
  • Le fils préféré (1994)
    • 日本では劇場未公開。フランス映画祭上映題「お気に入りの息子」
    • セザール賞主演男優賞を受賞。
  • 私の男 Mon homme (1996)
  • アンナ・オズ Anna Oz (1996)
  • En plein cœur (1998)
    • 日本では劇場未公開。DVDスルー題「天使の肉体」
  • La Femme du Cosmonaute (1998)
    • TV5MONDE放映題「宇宙飛行士の妻」
  • ムッシュ・カステラの恋 Le Goût des autres (2000)
  • Les Morsures de l'aube (2001)
    • 日本では劇場未公開。DVDスルー題「アーシア・アルジェント/禁断の罠」
  • ル・ブレ Le Boulet (2002)
  • 3 zéros (2002)
    • 第10回フランス映画祭横浜2002上映題「トロワ・ゼロ~サッカー狂時代 」。
  • San-Antonio (2004)
    • 日本では劇場未公開。DVDスルー題「HAKUGEKI 迫撃」
  • 輝ける女たち Le Héros de la famille (2006)
  • ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part2 ルージュ編 L'Ennemi Public N°1 (2008)
  • Secret défense (2008)
    • フランス映画祭2009上映題「シークレット・ディフェンス」。
    • DVD発売題「WEAPONS ウェポンズ」
  • Le fils à Jo (2010)
    • TV5MONDE放映題「ジョーの息子」
  • この愛のために撃て À bout portant (2010)
  • そして友よ、静かに死ね Les Lyonnais (2011)
  • コルト45 孤高の天才スナイパー Colt 45 (2014)
  • ブルゴーニュで会いましょう Premiers Crus (2015)
  • エージェント物語 Dix pour cent (2018) ※シーズン3の2エピソードに本人役でゲスト出演

参考文献

  1. ^ a b “Gérard Lanvin - Biography” (英語). IMDb. 2013年4月18日閲覧。
  2. ^ “Gérard Lanvin : Sa biographie” (フランス語). AlloCiné. 2013年4月18日閲覧。

外部リンク

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