アレクセイ・クラスノジョン
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2016年JGPファイナルでのクラスノジョン | ||||||||||||
生誕 | (2000-04-11) 2000年4月11日(24歳) ロシア・サンクトペテルブルク | |||||||||||
居住地 | テキサス州プレイノ | |||||||||||
身長 | 179 cm | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
代表国 | ロシア→ アメリカ合衆国 | |||||||||||
コーチ | アレクセイ・レトフ オルガ・ガニシェワ | |||||||||||
所属クラブ | Boston SC | |||||||||||
練習拠点 | マサチューセッツ州ノーウッド | |||||||||||
開始 | 2006年 | |||||||||||
引退 | 2021年5月12日 | |||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||
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アレクセイ・ドミトリエヴィチ・クラスノジョン(ロシア語: Алексей Дмитриевич Красножон、英語: Alexei Dmitrievich Krasnozhon、2000年4月11日 - )は、ロシア、サンクトペテルブルク出身、アメリカ合衆国の元フィギュアスケート選手(男子シングル)。
人物
医師である両親を持ち、ロシアのサンクトペテルブルクに生まれた。幼少期はアレクセイ・ミーシンとタチアナ・ミーシナ夫妻に指導を仰ぎ、ロシア代表として競技会に参加した。
2014-2015シーズンからは所属をアメリカに移した。練習拠点もロシアからテキサス州ダラスへ移した。 コーチをペーター・ケインとダーレーン・ケイン夫妻に変更し、初出場の全米選手権ではジュニアクラスでピューターメダルを獲得した。
2015-2016シーズン、ジュニアグランプリシリーズに参戦し、リガ杯で銅メダルを獲得。全米選手権ジュニアクラスでは前年より順位を上げ銅メダルを手にした。
2016-2017シーズン、ジュニアグランプリシリーズではチェコスケートで銀メダルを獲得、リュブリャナ杯では優勝を果たし、ジュニアグランプリファイナルに初進出。同大会では5位だった。全米選手権ジュニアクラスでは初優勝を遂げた。初出場の世界ジュニア選手権では8位。
2017-2018シーズン、シニアクラスの大会に初出場。フィラデルフィアサマーインターナショナルでは4位。ジュニアグランプリシリーズでは連勝。タリントロフィーでは銀メダルを獲得し、シニアの国際大会での初表彰台となった。ジュニアグランプリファイナルではSP・FS1位の完全優勝で初優勝。全米選手権はシニアクラスに初出場し10位。世界ジュニア選手権はSP1位で好スタートを切るも、FSの演技冒頭で4回転サルコウを転倒。足首を捻挫して大会を棄権した[1]。シーズン終了後、コーチをアレクセイ・レトフとオルガ・ガニシェワに変更した。
2018-2019シーズン、グランプリシリーズに参戦し、グランプリオブフィギュアスケートヘルシンキでは7位、ロステレコム杯では8位。全米選手権では5位に入った。三度目の出場となった世界ジュニア選手権ではSP5位スタートを切るも、FSではミスが相次ぎ総合11位に終わった。
2019-2020シーズン、フィラデルフィアサマーインターナショナルでは銅メダルを獲得する。CSUSクラシックに参戦の際、FSにて、史上5人目となる4回転ループ成功を果たした[2]。
2021年5月12日、Instagramで競技引退を表明した[3]。引退後は学業に専念し、移民弁護士になりたいという希望をもっているという[4]。
主な戦績
マークが付いている大会はISU公認の国際大会。
- 2013-14シーズンまではロシア代表。
- 2014-15シーズン以降はアメリカ合衆国代表。
国際大会(シニア) | ||||||||||
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大会/年 | 2011 -12 | 2012 -13 | 2013 -14 | 2014 -15 | 2015 -16 | 2016 -17 | 2017 -18 | 2018 -19 | 2019 -20 | 2020 -21 |
GPロステレコム杯 | 8 | 10 | ||||||||
GPスケートアメリカ | 9 | 7 | ||||||||
GPヘルシンキ | 7 | |||||||||
CSゴールデンスピン | 9 | |||||||||
CSネーベルホルン杯 | 5 | |||||||||
CSタリントロフィー | 2 | |||||||||
CSUSクラシック | 4 | |||||||||
フィラデルフィアサマー | 4 | 3 | ||||||||
国内大会 | ||||||||||
全米選手権 | 4 J | 3 J | 1 J | 10 | 5 | 6 | 11 | |||
国際大会(ジュニア) | ||||||||||
世界Jr.選手権 | 8 | 棄権 | 11 | |||||||
ロシアJr.選手権 | 14 | 12 | ||||||||
JGPファイナル | 5 | 1 | ||||||||
JGPクロアチア杯 | 1 | |||||||||
JGPブリスベン | 1 | |||||||||
JGPリュブリャナ杯 | 1 | |||||||||
JGPチェコスケート | 2 | |||||||||
JGPコペルニクススターズ | 5 | |||||||||
JGPリガ杯 | 3 | |||||||||
エーニャスプリング杯 | 1 | |||||||||
フィラデルフィアサマー | 1 J | |||||||||
デンコヴァ・スタビスキー杯 | 2 J | |||||||||
ボルボオープン | 4 J |
J - ジュニアクラス
詳細
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年1月20日 - 26日 | 2020年全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 6 80.31 | 6 160.61 | 6 241.32 |
2019年12月5日 - 7日 | ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン(ザグレブ) | 7 73.26 | 8 139.25 | 9 212.51 |
2019年11月15日 - 17日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 10 75.46 | 11 140.82 | 10 216.28 |
2019年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ラスベガス) | 10 72.30 | 6 144.29 | 9 216.59 |
2019年9月17日 - 22日 | ISUチャレンジャーシリーズ USクラシック(ソルトレイクシティ) | 5 76.92 | 3 153.19 | 4 230.11 |
2019年7月30日 - 8月5日 | フィラデルフィアサマーインターナショナル(フィラデルフィア) | 3 65.78 | 3 127.84 | 3 193.62 |
2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2019年3月28日 - 31日 | 2019年エーニャスプリングトロフィー(エーニャ) | 1 74.17 | 2 145.95 | 1 220.12 |
2019年3月4日 - 10日 | 2019年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ザグレブ) | 5 79.98 | 12 131.49 | 11 211.47 |
2019年1月18日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(デトロイト) | 5 82.53 | 5 151.99 | 5 234.52 |
2018年11月16日 - 18日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 6 75.32 | 8 132.69 | 8 208.01 |
2018年11月2日 - 4日 | ISUグランプリシリーズ グランプリオブフィギュアスケートヘルシンキ(ヘルシンキ) | 8 74.05 | 6 136.98 | 7 211.03 |
2018年9月26日 - 29日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 6 67.32 | 5 126.78 | 5 194.10 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2018年3月5日 - 11日 | 2018年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア) | 1 80.28 | - | 棄権 |
2017年12月28日 - 2018年1月7日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 8 82.58 | 13 141.00 | 10 223.58 |
2017年12月7日 - 8日 | ISUジュニアグランプリファイナル(名古屋) | 1 81.33 | 1 155.02 | 1 236.35 |
2016年11月21日 - 26日 | ISUチャレンジャーシリーズ タリントロフィー(タリン) | 3 80.20 | 2 142.19 | 2 222.39 |
2017年9月27日 - 30日 | ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ) | 1 80.26 | 2 145.22 | 1 225.48 |
2017年8月23日 - 26日 | ISUジュニアグランプリ ブリスベン(ブリスベン) | 1 75.04 | 1 134.33 | 1 209.37 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年3月13日 - 19日 | 2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(台北) | 8 76.50 | 10 134.97 | 8 211.47 |
2017年1月14日 - 22日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(カンザスシティ) | 2 66.89 | 1 144.16 | 1 211.05 |
2016年12月8日 - 11日 | 2016/2017 ISUジュニアグランプリファイナル(マルセイユ) | 5 71.48 | 6 137.37 | 5 208.85 |
2016年9月21日 - 24日 | ISUジュニアグランプリ リュブリャナ杯(リュブリャナ) | 2 71.98 | 1 139.20 | 1 211.18 |
2016年8月31日 - 9月3日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 2 75.10 | 2 148.50 | 2 223.60 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2016年1月15日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(セントポール) | 7 53.96 | 3 122.25 | 3 176.21 |
2015年9月23日 - 27日 | ISUジュニアグランプリ コペルニクススターズ(トルン) | 5 62.44 | 3 132.14 | 5 194.58 |
2015年8月26日 - 30日 | ISUジュニアグランプリ リガ杯(リガ) | 3 67.53 | 3 127.15 | 3 194.68 |
2015年7月16日 - 19日 | 2015年フィラデルフィアサマーインターナショナルジュニアクラス(フィラデルフィア) | 1 65.56 | 1 114.11 | 1 179.67 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2015年1月17日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権ジュニアクラス(グリーンズボロ) | 6 60.52 | 2 129.70 | 4 190.22 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2013年11月28日 - 12月1日 | 2013年デンコヴァ・スタビスキー杯ジュニアクラス(ソフィア) | 2 51.72 | 2 116.55 | 2 168.27 |
2013年11月7日 - 10日 | 2013年ボルボオープンカップ ジュニアクラス(リガ) | 2 52.61 | 6 91.86 | 4 144.47 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2013年2月1日 - 3日 | ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク) | 5 67.21 | 17 110.85 | 12 178.06 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2012年2月5日 - 7日 | ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(ヒムキ) | 14 51.36 | 14 1101.93 | 14 153.29 |
プログラム使用曲
シーズン | SP | FS | EX |
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2019-2020 | Runaway 作曲:カニエ・ウェスト 演奏: ラミン・ジャヴァディ / Freedom 作詞・作曲・歌:ファレル・ウィリアムス | 映画『華氏451』より 作曲:バーナード・ハーマン 映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』より 作曲:エリオット・ゴールデンサール 映画『ドラキュラ』より 作曲:ヴォイチェフ・キラール Archangel 曲:Two Steps from Hell | |
2018-2019[5][6] | Dancing On My Own 歌:カルム・スコット 作曲:パトリック・バーガー、ロビン・カールソン 振付:スコット・ブラウン | コロベイニキ 演奏:ボンド 作曲:ニコライ・ネクラーソフ 振付:スコット・ブラウン ピアノ協奏曲 作曲:エドヴァルド・グリーグ 振付:マリナ・ズエワ | |
2017-2018[5] | コロベイニキ 演奏:ボンド 作曲:ニコライ・ネクラーソフ 振付:スコット・ブラウン | Nelle Tue Mani (Now We Are Free) (映画『グラディエーター』より) 歌:アンドレア・ボチェッリ | ドラマー・ボーイ feat. バスタ・ライムス 歌:ジャスティン・ビーバー |
2016-2017 | 練習曲作品10-3 作曲:フレデリック・ショパン | 『ロデオより4つのダンスのエピソード』より 土曜の夜のワルツ ホーダウン 作曲:アーロン・コープランド 演奏:ロンドン交響楽団 | |
2015-2016 | ジャム 作曲:マイケル・ジャクソン 振付:スコット・ブラウン | ボルト 作曲:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ 振付:スコット・ブラウン |
脚注
- ^ USA’s Krasnozhon ready to bounce back after suffering injury
- ^ 2019 U.S. International Figure Skating Classic
- ^ “@akrasnozhon Hey everyone! Bigs news. After last season I decided to retire from competitive skating.(2021年5月12日)”. Instagram. 2022年2月20日閲覧。
- ^ “«Трамп постоянно врет, а его фанаты атаковали демократию». Русско-американский фигурист о политике и чемпионате США - 20 января 2021 - Sport24” (ロシア語). sport24.ru(2021年1月20日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ a b “Skating | Alex Krasnozhon” (英語). 2019年3月5日閲覧。
- ^ “Alex Krasnozhon is taking control of his career – Figure Skaters Online” (英語). 2019年3月5日閲覧。
参考文献
- 国際スケート連盟によるアレクセイ・クラスノジョンのバイオグラフィー(英語)
- 全米フィギュアスケート協会によるアレクセイ・クラスノジョンのプロフィール
外部リンク
- アレクセイ・クラスノジョン (@akrasnozhon) - X(旧Twitter)
- アレクセイ・クラスノジョン (@akrasnozhon) - Instagram
- アレクセイ・クラスノジョン 公式ホームページ
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1997/98: ティモシー・ゲーブル • 1998/99: ヴァンサン・レステンクール • 1999/00: 高崧 • 2000/01: 馬暁東 • 2001/02: スタニスラフ・ティムチェンコ • 2002/03: アレクサンドル・シュービン • 2003/04: エヴァン・ライサチェク • 2004/05: デニス・ファン • 2005/06: 小塚崇彦 • 2006/07: スティーブン・キャリエール • 2007/08: アダム・リッポン • 2008/09: フローラン・アモディオ • 2009/10: 羽生結弦 • 2010/11: リチャード・ドーンブッシュ • 2011/12: ジェイソン・ブラウン • 2012/13: マキシム・コフトゥン • 2013/14: 金博洋 • 2014/15: 宇野昌磨 • 2015/16: ネイサン・チェン • 2016/17: ドミトリー・アリエフ • 2017/18: アレクセイ・クラスノジョン • 2018/19: スティーブン・ゴゴレフ • 2019/20: 佐藤駿 • 2022/23: ニコライ・メモラ • 2023/24: 中田璃士 |
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