おとひめ

おとひめ海洋研究開発機構が研究・開発を行っている深海巡航自律型無人潜水機(AUV)である。

概要

2012年4月に完成し[1]2016年春に完成する予定の新型調査船に搭載予定の自律型無線探査機[2]。同じく自律型無線探査機である「うらしま」等の研究を活かし開発された。主に海底資源調査に使用される予定である[2]

スペック

  • 全長:2.5m[3]
  • 全幅:2.1メートル
  • 高さ:1.4メートル
  • 水中最大重量:850キログラム
  • 最大深度:3000メートル
  • 航行時間:8時間
  • 速力:0.5~1.5ノット
  • 航行方式:コンピュータ制御による全自動航行

各種装置

  • ステレオカメラ
  • CTD測定装置
  • pH Co2ハイブリッドセンサー
  • マニピュレータ
  • 全方位カメラ
  • ハイビジョンカメラ
  • サイドスキャンソナー

脚注

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  1. ^ “2012年4月5日発表 新たな無人探査機が仲間入り!「ゆめいるか」、「じんべい」、「おとひめ」の誕生!”. 海洋研究開発機構 (2012年4月5日). 2015年5月21日閲覧。
  2. ^ a b “海底資源開発取り組み本格化 海洋研究開発機構”. 読売新聞 (2014年8月18日). 2015年5月21日閲覧。
  3. ^ 深海探査機「おとひめ」

関連項目

外部リンク

  • 海洋研究開発機構 深海探査機「おとひめ」
  • 無人でスイスイ、海底3千メートル…海洋機構の新探査機 朝日新聞 2012年4月6日※リンク切れ
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